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    2020.10
    新会社 Maxwell’s HOIKORO 設立について

新会社 Maxwell’s HOIKORO 設立について

HYAKUNENを立ち上げて、4年半が経ちました。
存在感のある小さな会社にしたいと思い、少しずつそれに近づいてくることが出来ています。たくさんの出会ってくれた方々に感謝の想いでいっぱいです。

そしてなにより、苦楽を共にしてくれている愛すべき仲間に、ありがとうと伝えたいと思います。人に助けてもらえる点だけが、僕の持っている美徳ではないだろうかと心から思えるのは、彼・彼女たちの存在があってこそです。


あなたは幸せですか?と聞かれて、被り気味に幸せだと即答できるような自分になれるなんて、昔の僕には想像など出来ませんでした。
もう昔のことで覚えていないけれど、昔の僕にとって生きることや働くことは、砂袋を抱えて歩くようなものだと思っていたような気がします。


HYAKUNENは奇妙な会社です。
病気で働くところがなかった人が入ってきたり、企業の立て直しに失敗した先の人を受け入れたり、コロナ解雇された人が転がり込んできたり、学者がとびきり難しい話をしたり、ドライブしながら、みんなで「イントロどん」をしたりします。

教育の未来や社会のこれからを語ったりもするし、怒られるから謝るけれど、うっかり下ネタを話したりもします。

愛しい、尊敬できる仲間に囲まれ、毎日、毎瞬、僕は楽しいです。

緊急事態宣言下の2020年4月21日にMaxwell’s HOIKORO を設立しました。
スタートアップを立ち上げたのには、2つの目的があります。

1つ目は、大袈裟ですが、人と組織に関わる経営のスタンダードを引き上げること。
テクノロジーの進化は目覚ましく、私たちの日常を変えています。
昔はできなかったことが、今では簡単に、昔は想像できなかったことが、今目の前にあります。
一方で、人と組織という領域では、テクノロジーの力を活かせているとは思えません。
近年活況をみせているHRテック領域でも、効率化や省人化を実現するツールは沢山ありますが、人の力を引き出すという本質的な課題に挑むソリューションはまだまだ未成熟です。

もちろん、機械は人の可能性を拓いてはくれません。
人の可能性を拓き、引き出すために、テクノロジーやデータサイエンス技術を用いて、人が悩み続ける。そういった健全で、より高度な悩みを生み出すためのソリューションを社会に提供できればと考えています。
経営や人事部門、人と組織に関わる方々と「人とは何か?組織とは何か?」を深く探求する新たなスタートとなればと考えています。

2つ目は、新しい生き方を体現していくことです。
コロナ禍で、全てが変わりつつあります。変わるものと変わらないものが、混在しつつあると言った方がよいかもしれません。
その中で変わり始めているもののひとつが人の働き方ではないでしょうか。
私は「今とこれから」は、私たちの心の中にあるものが、現実になっていく時代だと捉えています。ちっぽけな一人の人間が抱く、ちっぽけな夢が、大きな波になっていく時代です。


41歳になって、夢を描くことの大切さが少し分かってきたような気がしています。
今は「夢なんて・・・」と斜めから考えるかつての自分を恥ずかしく思います。

夢を描くということは、自分を本当に信じていないと出来ないことなんです。
自分の中に、まだ見たことのない自分がいると、予感すること。

立ち止まっていても進む時間、押し流される日々にあって、私たちが遠くを見続けられるとしたら、そこには一つの確信が必要だと思うのです。

船は難破し、大海に放り出される。
闇夜に漂いながら、それでも星空を見上げられるとしたら、そこには何が必要なのでしょう。

届かない手紙をいつまでも待てるとしたら、一体そこには何があるのでしょう。

人と組織に関わる仕事をしている私たち自身が、自分たちの中にある小さな夢を大切に育てていくこと。そのような生き方や在り方を、この世界にあってカタチにしていくことが、なにより大切だと考えています。
七転八倒し、未来を切り開いていく姿を、多くの人に面白がって観ていただければと思っています。そして、ちょっぴり羨ましいな、と思っていただけたなら、皆さんも一歩踏み出してみてください。いつか一緒に、互いの旅について語り合いましょう。


今後ともConsulente HYAKUNEN を、これからはMaxwell’s HOIKORO も、可愛がって頂けたらと思います。
引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

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Consulente HYAKUNEN
Maxwell’s HOIKORO 
CEO&FOUNDER
前山匡右

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