内容:HYAKUNEN コミュニティー

和田昇さん
株式会社アスコ 代表取締役社長
昼間の星のように、目には見えないけれど、ちゃんとそこにあって、いろんな力が相互に影響を与え、影響を受けながら動き続けているものがある。ついつい、目に見えるものだけを頼りにしすぎていて、目に見えない部分をないがしろにしてしまっていた。そんなことに気づかせていただきました。ヒトの心の動きや考え方は目に見えない。コントロールすることは難しい。だけど、何かの影響を受けて、いつも変化している。そして、そんなヒトとヒトの間にあるもの。これもまた見えないし、つねになんらかの変化を続けている。

そんななかで、自分のありかたをちょっと変えてみたらどうなるのだろう。これからつくりたい理想的な世界のなかで、理想的なリーダーって、どんな存在だろう。自分のことを見つめなおすのはできそうで、実はカンタンではありません。前山さんの主催するセミナーは、こうしたことを、前山さんの問いかけと、参加者の皆さんとの対話を通じ、考えながら感じていくことができるパワフルな場です。あくまでも変わるのは自分です。そうした場につつまれるなかで、自分のなかでの変化を促してもらえる、触媒みたいな役割を果たされています。
金子みすゞさんの「星とたんぽぽ」という詩をよんで、前山さんから教えてもらったのは、このことか!と思いました。晴天の星、冬のたんぽぽのように、見えないけれどちゃんとあって、変化を続けている。17歳の長男の成長を見守るなかで、このことを信じられるようになりました。

私たちのまわりにも、目に見えないけれど、大事なことがたくさんあることに気づかせてもらいました。仕事やプロジェクトの成果は目に見えないとダメだけど、そこにかける熱き人間たちの想い。そんなものも大事にしていきたいです。みえないけれど、たしかにあるもの。そうしたことに、今日も想像力を働かせ、思いを巡らせているだろうか。大事な仲間といっしょに、素敵な生き方を探求して、ともに人生を何倍も豊かで意味深いものにしていきたいです。

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