内容:HYAKUNEN コミュニティー

河内幸枝さん
マロニー株式会社 代表取締役社長(当時)
普通の主婦だった私が、父から会社を継ぐことになったとき、経営に関して全くの素人だった私は本当に多くの研修を受講しました。どの研修も受講した際には、新しい知識を得たことに満足しましたが、実際に活用しようとしても中々上手くいきませんでした。

ところが、会社の数字という数字を全て過去から追って見て、父がマロニーという会社はどういう会社で「在りたい」と思っているかを深く理解したとき、今まで学んできた様々な知識の本当の意味や使い方が分かるようになったのです。よく企業は経営者の器以上にはならないと言われますが、私は何億円の規模の会社になるかということが大切だとは思っていません。もし、自分の思う「在りたい」姿でいられるなら、その結果どのような規模の会社になろうと、それはそれで受け入れる。「在りたい」姿とは自分の欲を超えたもっと自然でどっしりとしたもので、それが会社や自分を導いてくれるもののように思います。

「HYAKUNEN」は様々な企業の人々が集まり、人と組織について学び続けるためのプラットフォームです。それは、他社の人々との対話を通じて、正に自分の会社や自分自身の「在り方」を考えるための「場」だと思います。是非、皆さんが「HYAKUNEN」を通じて、自らの「在り方」を見つけてもらえることを願っています。


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