森信三さん、という哲学者だったか、教育学者だった人が「人というのは、出会うべき人に必ず出会う、一瞬たりとも遅からず、一瞬たりとも早からず」ということを著書で書かれています。振り返れば、弊社も私個人としても、この言葉が嵌るなぁ、沁みるなぁを実感しています。約2年前、弊社の取締役がセミナーに参加させていただきました。これが全ての始まりです。「言葉に表現できないけれど、何かある」「騙されたと思って参加してみないか？」この一言から、1人のﾘｰﾀﾞｰが参加し巻き込まれます。そしてそのﾘｰﾀﾞｰが点火装置となり私を含めた多くの管理職がその考え方に共鳴・賛同し、会社をよりよくするために、とそれぞれの心の内から変ろうとし始めました。今、それが社内の大きなうねりになっています。一般的なセミナーで即効性を出すためのノウハウや、ツールでは会社は変れません。何故なら、会社は私たち一人ひとり、感情を持った人間の集まりであるから。そこに気づけたこの「ご縁」に感謝してもし切れない想いでおります。勿論、私も会社も発展途上です。登りたい山の途中です。社内でも「ノウハウや手法」に長けた人ほど、「そんなのやって意味あるんですか？」の意見もありますが、この世界観に触れてしまったからには、「そうせずには居られない自分」になっている。こういう考えの方の人たちがポツポツ現れると、変革が起こり出す。そんな感じです。ただ、「セミナーも人を選ぶ」のでは？と思っています。
HYAKUNENのメンバーとして相応しい私、会社であり続けたい、と精進する日々です。
ありがとうございます。