2018年8月23日(木)大阪太閤園にて、HYAKUNEN FORUM 2018を開催し、200名以上の方からお申込みを頂きました。当日、あいにくの台風によりキャンセルが相次ぐ中、最終的に160名を超す経営者、マネジャー、社員の方々にご来場頂きました。皆さま、本当にありがとうございました。

講演会では、まず山本昌邦氏(元サッカーオリンピック代表監督)が、世界で戦える一流選手は技術や体力ではなく、「成長したいというマインド」が一流であるとお話しされました。「チャレンジの数が多いほど、成功の数も多い」といった印象深い名言が次々と飛び出します。全力で指導しても人は必ず育つものでもなく、かといって決して諦めてはいけないという指導者の機微を「人材育成とは祈りのようなもの」と表現されました。愛に溢れた素晴らしい指導者の姿を見た思いがしました。

続いて、田村 潤氏(元キリンビール副社長)は、キリンビール高知支店でのシェア奪回に向けた営業活動の執念と情熱、社員が自分で考えて行動するように変化したお話しをして頂きました。最後までやり切るために必要なことは、誰か他の人の役に立ちたい、お客さんや仲間を幸せにしたい、この「心」であると話されました。先生から「本日の聴衆の皆様の目が真剣で、私も何とかそれに応えようと、普段の講演では話さないことを必死で話していました」と述懐されるほどの熱弁を奮って頂きました。

最後に、弊社社長の前山より、「経営格差の時代 -通説をめぐって-」と題し講演させて頂きました。まず、人事の分野でいわれる通説に触れ、人事制度の改善の効果がエンゲージメントに与える影響は本当に大きいのか、HRプロセスのうち、企業のステージに応じて何が事業成果に強い影響を与えるのかなど、データに基づき通説をくつがえす示唆を提示させて頂きました。また、よくいわれる「ぬるま湯」とは社員の体質の問題ではなく、経営側の問題であるということを、ご支援させて頂いている新聞社の苦闘と前進のエピソードを交えてお話しさせて頂きました。
最後に「教育で人は変わるのか」についての通説をめぐってHYAKUNEN流に切り込みました。HYAKUNENがクライアントで実際に収集したデータを活用して、教育効果を本質的・構造的に分析(Data Driven HR®)した結果をもとにこう結論付けました。漫然と教育するなら何も起こらないが、参加者の特性を踏まえて、教育の狙い・ゴールを明確にし、統合的なアプローチをもって教育すれば「人は変わる」と。何事にも深く考え情熱を傾けて取り組む会社と、知恵や努力なく惰性でやる会社との間にできる経営格差が想像以上に大きくなる時代になっていること、そして通説を妄信し思い込みから抜けられない我々の思考の危うさに警鐘を鳴らしました。

台風のため、講演会後の懇親会は残念ながら取りやめ、お弁当をお持ち帰り頂くことに致しました。会場に残って頂いた方々とは、お弁当を召し上がって頂きながら懇親を深めました。

嵐の中、大勢の方にご参集頂き本当にありがとうございました。予定変更もありましたが、最後まで講演会を執り行うことができましたのは、日頃からご支援頂いている皆さまのお陰と感謝いたします。今後もいろいろなイベント、講演会を開催いたしますのでぜひお立ち寄りください。